エンジニアにとって、キャリアプランニングを行うことは非常に大事です。
まず、IT業界には数多くの職種があるので、現在の職種が自身にとって最適なものだとは限りません。
他の職種に転職することで、より活躍できたり、より給料が上がったりする可能性は十分にあります。

職種によって、求められるプログラミング言語、スキルが異なってくるので、早めに最適な道を選べれば、効率よく成長し、長きに渡って活躍することも夢ではありません。
一方、あまり向いていない職種に就き続けると、なかなか成長できず思うように活躍できないということが起こりやすいわけです。
30代以降に一から学び直すこともできますが、できれば早めにキャリアプランニングを行い、方向性を決めた上で、効率よく自らを成長させていきたいところです。

また、キャリアプランニングを行い、自らの強みや目標を明確にしておくと、転職の際に役立ってくれます。
会社の方向性と応募者の適性が一致しているかという点が、転職活動では重要視されるため、キャリアプランニングを行っておらず、曖昧な部分が多く残っている場合、転職活動で結果を出すのは簡単ではありません。

もっとも、IT業界は職種が多い上に、移り変わりが激しい世界なので、エンジニアがキャリアプランニングを行いにくいのは確かです。
個人でキャリアプランニングを行うと、はっきりした答えを出せないなんてことが起こり得るので、キャリアコーチングを利用し、専門家の力を借りながらキャリアプランニングを行うのも手です。