プロジェクトを成功させるためにPMOを設置する企業が増えています。
しかしPMOは誰でも務まる仕事ではありません。
PMOとしてプロジェクトを成功に導くためにはどんなスキルや適性が求められるのでしょうか。

PMOの主な役割はプロジェクト全体をマネジメントすることです。
そのためには高度な業務知識やスキルが当然求められますが、それ以外にも管理能力が必要になります。PMOに求められる管理能力にはヒューマンスキルがあります。
なかでも、コミュニケーションスキルやリーダーシップ、調整力などです。

チームでプロジェクトを進めていく上でチーム内の円滑な意思疎通は必要不可欠です。
PMOに高いコミュニケーションスキルがあれば仕事に関わることはもちろん、その他のことでもスムーズに意思疎通が図られるため様々な分野でのストレスを軽減することができます。

高度なコミュニケーションスキルがある人は交渉力にも長けているため、チーム内のメンバーとクライアントとの間に立って意見を調整していくことも上手に行えます。
こうした調整力や発想を具現化していくリーダーシップもPMOとして必要になる適性の一つです。

プロジェクトを成功に導くためには正確かつスピーディーな判断ができるかがポイントになります。
しかし、PMOがチームとクライアントとの間に立って双方の意見を尊重しつつ、プロジェクト全体の益になるよう柔軟な対応ができるかもとても重要です。
フレキシブルな調整力も大切になります。